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ホーム > Research  > 臨床研究に関する情報

研究情報の公開(オプトアウト)につきまして

当教室では患者様の臨床検体を用いた研究を実施しています。これらの研究は患者様の同意(インフォームド・コンセント)のうえに実施されていますが、国が定めた指針(「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」)に基づき、直接の同意を得ないで実施されることがあります。この手法はオプトアウトと呼ばれ、患者様への侵襲・介入が無い、診療情報等のみを用いる、検体の残余を用いる、などのケースが含まれます。また、これまで収集した既存の試料や情報を新たな研究に活用するときに対象者から同意書再取得が困難なケースも該当します注1

オプトアウト対象となる当教室の研究は下記のとおり研究情報を一般公開しています。

患者様はオプトアウトを用いた研究への参加拒否の機会が保証されています。参加を希望されない場合は、リンク内文書に記載されている各担当者へご連絡ください。

注1

研究結果は、論文として学会・雑誌等に発表される予定です。また、本研究で得られたデータは他のがん研究や治療開発においても貢献できる可能性があります。そのため研究データは科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)などの公的データベースに登録され、国内外の研究者間で共有されることがあります。いずれの場合も、個人が特定できないように、患者さんのお名前ではなく匿名化した登録番号で研究情報を管理します。お名前と登録番号の対応表も厳格に管理しますので、個人情報は常に保護されます。

保存されている検体・診療情報を用いる研究リスト

研究番号 承認年月日 研究責任者 課題名 研究対象 連絡先
282-134 H28.10.17 鳥越俊彦 がん幹細胞と組織微小環境の遺伝子発現解析と免疫療法への応用研究 1990年4月1日から2016年8月31日までの間に札幌医大病院または共同研究機関病院を受診され、切除手術を受けた消化器がんまたは皮膚がん患者さんのうち、腫瘍組織または血液検体を採取・保存された500例 医学部病理学第一講座
鳥越俊彦
TEL:011-611-2111
(内線26910)
282-152 H28.11.14 鳥越俊彦 泌尿生殖器がん幹細胞と細胞微小環境の遺伝子発現解析と免疫療法への応用研究 1990年4月1日から2016年8月31日までの間に札幌医大病院または共同研究機関病院を受診され、切除手術を受けた泌尿生殖器がん患者さんのうち、腫瘍組織または血液検体を採取・保存された300例 医学部病理学第一講座
鳥越俊彦
TEL:011-611-2111
(内線26910)
282-1055 H28.12.13 斎藤豪 難治性婦人科癌における癌幹細胞の関与と癌免疫療法への応用:基礎的かつ臨床的研究 1990年4月1日から2016年8月31日までの間に札幌医大病院または共同研究機関病院を受診され、切除手術を受けた婦人科癌患者さんのうち、腫瘍組織または血液検体を採取・保存された300例 医学部病理学第一講座
廣橋良彦
TEL:011-611-2111
(内線26910)
282-9 H28.5.20 鳥越俊彦 IgG関連疾患の局所炎症環境形成におけるB細胞由来サイトカインの役割の検討 2010年1月1日から2015年12月31日の間に各診療科および病理診断科においてIgG4関連疾患と診断された患者さんの組織(30例) 医学部病理学第一講座
久保輝文
TEL:011-611-2111
(内線26910)
292-1067 H29.6.8 金関貴幸 がん組織を用いたネオアンチゲンスクリーニング 1990年4月1日から2020年3月31日まで札幌医大病院または試料提供機関において外科的治療を受けた消化器がん(大腸がん、胃がんを含む)、腎がん、頭頸部がん患者さんの腫瘍組織および血液検体(100例) 医学部病理学第一講座
金関貴幸
TEL:011-611-2111
(内線25510)
322-134 R2.9.10 久保輝文 免疫チェックポイント阻害薬による自己免疫副作用の臨床病理学的研究 2015年1月1日~2020年7月31日の間に札幌医科大学病理学教室において組織診断を受けられた方が研究対象(50例) 医学部病理学第一講座
久保輝文
TEL:011-611-2111
(内線26910)
352-59 R5.8.10 金関貴幸 肺がん組織のTapasin発現と免疫療法治療効果に関する後向き観察研究 2018年4月1日から2022年3月31日までに札幌医科大学附属病院および他機関(既存試料・情報提供のみを行う機関)でIII 期、もしくはIV期の非小細胞肺がんと診断され1次治療として免疫チェックポイント阻害薬単剤、もしくは化学療法+免疫チェックポイント阻害薬の投与が開始された患者(200例) 医学部病理学第一講座
金関貴幸
TEL:011-611-2111
(内線25510)
352-166 R5.12.26 久保輝文 2型炎症性疾患(間質性肺炎、IgG4関連疾患、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、好酸球性胃腸炎)と、類似する炎症性疾患であるが、ややメカニズムが異なるとされている対照疾患(シェーグレン症候群、乾癬)の局所組織微小環境の病理組織学的研究 2005年1月1日~2023年10月31日の間に札幌医科大学病理学教室(病理学第一講座、病理学第二講座、病理診断科)において生検および手術組織診断を受けられた方が研究対象者です。上記の疾患名のほかに正常との比較を目的にがんの周りの正常組織を解析に用いることもあります。合計300例を予定。 医学部病理学第一講座
久保輝文
TEL:011-611-2111
(内線26910)
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